東ティモールと日本の関係

「ティモール」とはインドネシア語で「東」。東ティモール共和国はインドネシアの東に位置し、ティモール島の東半分にあります。16世紀、ティモール島の西はオランダ、東はポルトガル領になりました。

(外務省ホームページから引用)

 

東ティモールが1975年にポルトガルの政変により独立しようとしたとき、9日後にインドネシア軍の侵攻を受けました。2002年に独立するまで、3人に1人が犠牲になったと言われています。

 

国連総会でインドネシア軍の撤退決議が8回出されましたが、日本はそのすべてに反対。ヨーロッパの国がODAを減らす中、日本はその分を引き受け、インドネシアの二国間援助を続けました。

日本は政府援助を通じて、間接的にインドネシアによる東ティモール侵攻に加担したことになります。

東南アジアの中で、唯一ASEANに加盟していません。2022年に就任したラモス・オルタ大統領は、遅くとも2023年度中の加盟を目指すと発言しています。

ブログに戻る