自家焙煎コーヒーノキが目指すもの

コーヒーノキはコーヒーチェリー(豆)がなる植物の正式名称です。

コーヒーは先進国と途上国の格差を象徴する商品の1つ。

『おいしいコーヒーの真実』(2006年)によると、コーヒーの価格の90%を先進国の輸入業者・小売業者が得るのに対して、生産者は価格の1-3%しか得ていません。


私たちがコーヒーを安く飲めるのは、生産者の収入が低いからです。

ヨーロッパ諸国がコーヒー、紅茶、砂糖などを植民地に栽培させた力関係は現在、圧倒的な経済格差として存在します。

私たちがコーヒーを飲むほどに、生産者の生活も豊かになる店を目指す。

そう考え、店名をコーヒーノキとし、フェアトレードの東ティモール産を提供することにしました。